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ユキの太陽

1963年1月 〜1963年11月

あらすじ

養護施設で育ったユキは、建設会社を経営する岩淵家の養女となった。家族は皆やさしく、身体の弱い娘の早苗ともユキはすぐに打ち解ける。しかし部下の陰謀で会社は倒産し、早苗の病状も悪化したため、岩淵家は北海道へと引っ越すことになる。そこで出会ったアイヌのアカルパと早苗の母は元夫婦で、ユキの実の両親であった。

ちばてつやのひとこと

ボクは男ばかりの四人兄弟だったので、すごく姉か妹が欲しかったんだ。
こんな子が妹だといいな、と思って描いたのが「ユキの太陽」の橘ユキ。
おてんばで、明るくて、おちゃめで、喜怒哀楽がハッキリしてて、動物や虫などの生き物とすぐ友達になるような、野性的な女の子、これがボクの理想の妹。…というより、理想の女性だったのかな。

で、変な話だけど、「ユキの太陽」を描いたのはボクがまだ24歳の頃で、独身だったんだけど…その2年後に、不思議なことに似たような女性と出会ったんだ。
動物が好きで、運動神経がないのにスポーツ大好きで、大声で笑って元気で、何かとよく似ているんだよ。名前も幸子(サチコと書いてユキコと読む)そう、恥ずかしながらボクのオクちゃんなんだよ。
こんな話初めてするんだけど…今はバァちゃんになって、テニス焼けで真っ黒のシワシワだけど、昔はカワイかったんだよ~なんちゃって。

講談社 少女フレンド 創刊号より連載


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